ケロケロみん

燃えよNINJAのケロケロみんのレビュー・感想・評価

燃えよNINJA(1981年製作の映画)
4.0
日本のニンジャを凄いアレンジしちゃって間違い探しに夢中になっちゃう映画です。まず日本のニンジャの師匠の後ろの「忍」の文字、書き順も止めも間違ってます。柱には謎の「美弥子」などの張り紙。「りんびょうとうしゃれつかいれつざいぜん」の複雑な指の体操をして晴れて忍者になったネロさん。お友達を助けにフィリピンへいき悪者を倒します。悪者のボスは忍者にはニンジャをと、日本で同じ師匠に忍者の人材派遣を頼みます。何も調べずあっさりショー・コスギを派遣。
敵のリアクションが脱力です。

2人で来たネロさんを大勢で囲むつもりが先に倒され数減ってるのを見て
「用心棒が…足りない。ちょっと待ってて?(指を折って勘定)20人いたのに14人しかいない」

エレベーターの山になった死体を見て「やられすぎだろ」

腕を射られて人質を逃した部下に「人質を逃すな!」「腕が痛いです」

それに忍者の武器の使い方も無茶苦茶。マキビシは顔にぶつけるものではありません。地面に撒いて!危険ですよ!ヌンチャクも十手も使わないよ!手裏剣の投げ方もなんか違うよ?
1番面白いのは、プールの中で踊る「生きた芸術」の女たち。悪者が相談してる背後で踊り続けてるけど1人明らかに欠伸してるでしょ!
あー面白かった。