カナグ

TATSUMAKI -タツマキ-のカナグのネタバレレビュー・内容・結末

TATSUMAKI -タツマキ-(2011年製作の映画)
2.1

このレビューはネタバレを含みます

『ジオストーム』がいかによく出来ているかが分かった。兄弟が異常気象による地球崩壊を防ぐ、といったストーリーこそよく似ているが出来栄えは全くことなっている。

劇場未公開ということで、何故公開に至らなかったかを邪推してしまうようなつくりである。
ディザスタームービーならではの破壊シーンは予算の関係かあっさりとしており、人々が逃げ惑ったり混乱することもなく、同じ人物が屋外で繰り広げられる異常気象をリポートし様子を訴えている。話のつながりがなくても、こういう系統の映画なら街をめちゃくちゃにした方がまだ面白い。
しかしペンタゴンに特大の雷が落ちたのは思い切りが良すぎて笑わせてもらった。

キャストが少数精鋭(?)のわりには名前も覚えにくく、キャラ立ちもないのでダラダラと話が進み、終わり方もどんでん返し!というよりは、何でそうなるのと言った意味での「は?」と声が漏れてしまった。続編を示唆するようなカットだったが、それもなかったのだろうか。なくなった、の間違いかもしれない。
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