リラリオ

ルシアとSEXのリラリオのレビュー・感想・評価

ルシアとSEX(2001年製作の映画)
2.8
「全て僕のせい、僕は穴にはまって身動きが取れない…永遠にね…」
マドリードのレストランでウェイトレスをしているルシア。
ある日、同棲している恋人ロレンソが失踪する。

別れを告げる置き手紙、警察からの電話…ルシアは荷物をまとめ家を飛び出す。

向かった先は、地中海にある島。
「1人で生きる…ひとりぼっち、誰もいらない…」自分に言い聞かせるルシア。が、島はカップルだらけ→「…」→レストランでパエリア注文→「1人前はご用意できません…」ぼっち注文断られ、
しょげる→「私は1人…太陽の下…私は1人…ひとりぼっちの日光浴」念仏のように唱えながら砂浜をウロウロ→バイクで灯台へ→バイクを降り歩く→下手したら死ぬレベルのでっけぇ穴に落ちる。

そして…時は、6年前に…。

地中海の島。
満月の夜の海。
SEXをする男女。
「あなたって素敵ね、名前教えて!」「知らない方がいい」
マドリードからきた本日誕生日の男とバレンシアからきたパエリア名人の女。
一夜の恋…。

それから…
女は妊娠し、子どもの父親を探しにマドリードへ…男は休止していた作家活動を再開、自分の小説に夢中のガチ恋女と出会う…。

ガチ恋女ルシア…ロレンソをストーキングし、自宅、生活・行動パターンを把握→ある日、勇気を出し声を掛ける→「私、あなたじゃなきゃダメなの」→今日会ったばかりの…いわばストーカーのやべぇ女に告られ、動揺するロレンソ→「一緒に住んだら、あなたも私を好きになる!」
肉食系女子ルシアの告白は見事成功!
ロレンソとルシアのエロスに満ち溢れた同棲生活が始まる
そしてその頃、バレンシアの女は女児を出産する。

ロレンソは満月の夜の思い出をルシアに話す→満月の夜の思い出を小説に→小説完成→「思ってた展開と違う!」ルシアにダメ出しをくらう→ふてくされる→娘ルナの存在を知る→ルナのベビーシッターに近づく→月と太陽の秘密→また小説を書き始める→ベビーシッターの母はポルノ女優→ベビーシッターからエロビデオ借りる→ベビーシッターの誘惑→猛犬→そして悲劇が…

またまた戻り…地中海の島。
ワケありペンションオーナーエレナ、謎の巨根男カルロス、灯台と島のチャット、穴、空洞だらけ、昏睡状態、謎の男の正体、満月、目覚め、再会、穴、再会、太陽の光が…

終わりがない話。穴に落ちると話は途中に戻り、そこから始まる。
その先は自分の好きなように決めていい。時間が許す限り…。

性に溺れるアホな男と女、穴の話 笑
なんだ、これは…。
神秘的過ぎて理解不能っス…笑
「アナとオットー」がまあまあおもろかったので期待したが、これはイマイチだな~。
リラリオ

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