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ルチオ・フルチの 地獄の門2のdrumlionのレビュー・感想・評価

2.0
ルチオ・フルチの晩年の作品。前作「地獄の門」とはなんにも関係のない別物。
死んだ親父から「私は身内に殺された。真犯人を見つけておくれ」と、地獄の淵から訴えられた娘。かくして遺産を狙う親戚一同を相手に捜査を始めることになったのだが…。
ホラーだと思ったらまさかの推理サスペンスとは、イタリアの巨匠はなかなか味なことをしてくれる。
ぽっかり空いた眼窩から蛆虫を這い出させ、早く犯人を見つけてくれと訴えるシーンはけっこう面白い。
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