花とみつばち

ハッスルの花とみつばちのレビュー・感想・評価

ハッスル(1975年製作の映画)
4.5
砂浜に横たわる女性の死体、そこから物語は始まる。
アメリカ映画に出演するドヌーヴ。
映画 「 男と女 」の場面やアズナブールの曲が流れたりとフランス映画の雰囲気や、フランク・デボルの音楽がムードいっぱい。
死体の女性は、ある大物弁護士と関わりある売春婦。自殺であるのに、その大物弁護士を疑う父親。その父親がこの事件をややこしくする。
この映画は、主演のドヌーヴが高級コールガール、死体も売春婦、その死体の母親は間違いを犯した過去がある…など、女性の隠したい過去や職業を赤裸々に描き、それに苦悩する男達を描く。
もう一人の主演である、バート・レイノルズ。熱血刑事役がピッタリ!ラストで間違いを犯す父親に、このアメリカで通用する真の裁きを下す。
そして悲しいラスト…
とても良かった。
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