今年の個人的なパッケージ詐欺賞、早くも決まったな。パッケージ見ておそらくテロリスト派手にぶつかり合う作品だろうという印象が強いけれども中身は緊迫感のあるサスペンス作品です。
ただパッケージ詐欺とは裏腹に中身はしっかりできた作品で、テロリストによるノルウェーのテレビ局の占拠の裏で着々と動いていくロシアとチェチェンの影
。
本作で「戦争に正義はない」とテロリストは言うけれども、そうじゃないかもしれないし、そうとも取れるかもしれない。最もテロは悪なのだけれども。
物語はそこそこ面白いしテロリストのボスの役が狂犬のような鋭さがあってわりと楽しめたけど、ただ爆破して壁のように立ちはだかる火はどこか作り物っぽくて笑っちゃった