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ガン・ホーのtchのネタバレレビュー・内容・結末

ガン・ホー(1986年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

記録。
偏見込みのド直球な日米社会の描写!
映画制作当時のアメリカと日本の関係が目に見える作品だった。序盤から日本社会の描き方酷いけど、全部でまかせだ!とは言えず頷いてしまう所もあった。

アメリカと日本それぞれの働く社会における良い所・悪い所が分かりやすく描かれてた。
現代社会にも思う事だけど、日本は働き方や会社の仕組みにおいては、もっとアメリカ社会を見習ってほしいな〜て…国民性・文化の違い故にそう簡単じゃないだろうけど!
まだまだ世間知らずの学生がすみません。でも、働く事に心身を削りすぎて、自らの人生や家族、友達を大事にできないのは嫌です。

カズヒロの台詞は凄く響いて、
“The company is everything, Team! That is what has raised us from a conquered nation t an economic power.”
確かにその通り。でも、
“We work too damn hard. This is not our lives. This is factory. Our friends, our families should be our lives. We are killing ourselves!”
最もだと思います。

ハントが労働組合の集会で叫んだアメリカ社会への警鐘も、すごく良かった。

貿易摩擦で日本とバチバチの頃の映画だし、一方的に日本が敵・悪者として描かれるのかな?と思いきや最後は互いに協力して目標を達成させて、そこでこれがアメリカ企業の主張ではなく「コメディ映画」だという事に気付いた(笑)
制作者は、「日本もアメリカも、敵視じゃなくて手組んで協力すればお互いにHappyじゃないん?」ていう第三者の視点で作ったのかな〜て勝手に思ったり…


「私達はこんなに酷くない!」て日本人に主体的に挙手して発言させるのが目的なら、大成功な気がする😂 自ら一歩前に出て意見できる大人になれるよう頑張る!
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