winona

ガン・ホーのwinonaのレビュー・感想・評価

ガン・ホー(1986年製作の映画)
4.0

不況に陥ったアメリカ某町に、主人公が日本企業の参入を手引きする。

本作は86年の作品だが、現実に自動車業界の多国籍企業化が進んだ頃で、日本の小学生でもイメージし易い日米間の自動車業界を土俵に展開されるストーリーがコメディのライトさにマッチしている。

主役のマイケル・キートンの恋人役ミミ・ロジャースが頻繁にアンディ・マクダウェルに見えたり、自分的「三大similar」の一人ジョージ・ウェント(残二人はジョン・グッドマン、マイク・スター)が出演していたりで個人的に暫し混乱したがそこも楽しんだ。

日本人の勤勉、陰湿、忖度、妙な義理堅さが確と表現され、アメリカ的思考と対決させるばかりかアメリカ人を日本人化してしまうとは面白い発想だった。
winona

winona