ペコリンゴ

ラモーナのおきてのペコリンゴのレビュー・感想・評価

ラモーナのおきて(2010年製作の映画)
3.7
記録。
お転婆少女の奮闘記。

ここぞと言わんばかりに、円盤リリースちょい前のドラマに便乗した邦題で笑う。やってることパロディAVとたいして変わらん(笑)

そんな厚かましい邦題は置いておいて、作品の内容自体は可愛くてほっこりする家族モノのコメディ。子供が健気に頑張る姿は大人にも元気をくれる。

主人公のラモーナは空想好きで元気な9歳の女の子。その性格からか学校や家では失敗ばかり。それでも幸せな日々を過ごす彼女であったが、ある日パパが失業するという大事件が。家庭を救うため何とかしようとするラモーナであったが…。

本作の魅力はなんといってもジョーイ・キングが演じたラモーナの可愛らしさ。失敗しても許しちゃうって。セレーナ・ゴメス演じる優等生の姉との関係性にも頬が緩んじゃう。

空想好きって設定がされてはいるけども、言うほど変な子じゃなくて普通の活発な良い子。奇抜なキャラクターじゃないから、やらかしても応援したくなる。この辺は良いバランスだなって思います。

最後まで楽しくニッコリさせてくれる作品でした。