一人旅

悪徳の一人旅のレビュー・感想・評価

悪徳(1955年製作の映画)
3.0
TSUTAYA発掘良品よりレンタル。
第16回ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞。
ロバート・アルドリッチ監督作。

ハリウッドの裏側を描いた作品。
映画会社との契約打ち切りを考えている俳優チャーリー(ジャック・パランス)の元へ映画会社の社長が訪れる。チャーリーの過去の弱みを握る社長はチャーリーに圧力をかけていく。
エゴや、一度獲得した栄光への執着心が、人間の正常な判断能力を鈍らせていく。
世間に認められた俳優は、公人としての性質が強い。自分の行いが正しいのか間違っているのか判断する際に、自身に対する世間の評価への影響も考慮してしまうようだ。
一人旅

一人旅