「アメリカ大リーグは最悪の
シーズンを迎えた。
世界初のベースボール・
パニック・ホラー登場!」
「選手生命を断たれた男は
恐るべき復讐に立ち上がる!
血まみれのホームベースに
生還するやつはいない。
選手は獲物となり、観客の熱狂
は悲鳴に、そしてグランドは
墓場となった!!!」
←このVHSパッケの煽り文句!
否が応にも期待はバブルUP
するばかりだ…!
――― 全 部 ウ ソ
だったけどな!!☆(笑)
冒頭、殺人鬼の誕生秘話。
野球狂モラハラ毒父から猛烈な
シゴキを受ける少年ジョニー。
「それ位の球が捕れんのか!」
「しっかり打たんかいボケ!」
実質的特訓を課してる時間より
罵倒してる時間の方が明らかに
長い。
居るんだよなぁこういう奴。☆
完全に目が死んでるジョニー。
決して、この少年役者の棒演技
などでは無いのだ!(笑)
ブチ切れたジョニー、遂に父を
バットで撲殺!!
10数年の長きに渡り収容される
のだった…。
現在。マイナーリーグ最下位が
決定の弱小チーム・デビルズ。
事件は、シーズン最終試合後の
閑散とした球場内で起こる。
居残っていた選手や関係者が、
何者かに次々と惨殺される…!
そいつはキャッチャーマスクと
プロテクターを纏い、血塗れの
バットを持った殺人鬼だった。
…そう、あのジョニーなのだ!
バットで撲殺!!
バットでカマ掘り!!
ピッチングマシーンの的に!!
スライディングの的に!!
「ハハハハ!貴様は~…
アウトォーーーッッ!!!」
審判に扮した幻影の父親が
やたらハイテンション。☆(笑)
それに後押しされながら黙々と
惨殺を続けるジョニー。
物語の半分近くが、戦力外通告
で解雇された捕手・ウォーカー
にまつわるウダウダで占められ
ている。
果たして、殺人鬼ジョニーの
正体は、ウォーカーなのか…?
同じ背番号21のユニフォームで
もはやミスリードと呼ぶのも
稚拙な犯人疑惑。(笑)
そして、クライマックス!
グランドの各守備位置に、
これまで殺した者の死体を
T字架に縛りつけて立て掛け、
キャッチャースタイルのまま
打席に立つ殺人鬼ジョニー。
満員の観客(妄想)を前に、
ご満悦のジョニー。♪
さあ、国家斉唱して試合開始!
主審を務めるは父親(幻影)だ。
「プレイボーーール!!」
この直前に観た
『アクエリアス』のあのシーン
とやる事が被ってて笑った。☆
(笑)
最終決戦、背番号21の座を
懸けた(笑)、
キャッチャーvsキャッチャーの
バットチャンバラも熱いぜ!!
…いやぁ~、置いてけぼりを
喰って呆然となるこの味わい。
癖になりますなぁ!♪(笑)
ぶははは☆