Jeffrey

ザ・キャッチャーのJeffreyのレビュー・感想・評価

ザ・キャッチャー(1998年製作の映画)
1.8
「ザ・キャッチャー」

本作は世界初のベースボールパニックとして1998年にアメリカで作られたB級ホラー映画で、いまだに円盤化されていない作品だが、特に円盤化される事はないだろうと言うお粗末な作品である。今回VHSで鑑賞したのだが、バットを使っての殺人はリアリティーがあって痛々しくは感じるのは確かだが、物語は退屈。ピッチングマシンを使った残虐な殺し方とかは確かにすごいとは思うけど。スポーツ魂を血まみれの道へと誘うかのようなテーマである。かつて人生に大切なものを全てスポーツから学んで、ゲームのルールが社会の法と秩序の、チームワークや人間関係の重要さをそれぞれ教えてくれており、そして鍛えれば鍛えるほどに肉体と技術が向上し、努力することの素晴らしさを知るものだと思う。ところがその概念が1本の映画によって完全に破壊されてしまったと言う感じ。全米の野球ファンと映画ファンを恐怖のどん底にたたき落としたこの話題作の登場と言う謳い文句で日本では公開されたみたいだ。
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