このレビューはネタバレを含みます
いやまじでヤバすぎるでしょこの映画。
物語自体はスコア2.5くらいなんだけど、フレッドアステアがヤバすぎる。
この映画の魅力の半分以上がフレッドアステアのダンスといっても良いくらい。
元々ザッツエンターテイメントで一番気になった映画がこれだったけどマジで見て良かった。
冒頭のダンスから良かったけど、なんといっても船の中のジムでのフレッドアステアのダンスが素晴らしすぎる。
かなり難易度の高いダンスだし恐らく鬼のように練習したんだろうが、そんな難易度や練習の痕跡を一切感じさせない軽やかな身のこなしと涼しげな顔よ！
それはこのシーンに限らずだけど…。
それにやっぱり部屋のシーンはすごい。
仕掛けは単純だけど、やっぱり視覚的な面白さがある。
でもこのシーンの凄さはそこじゃなくて、やっぱりフレッドアステアのダンス。
部屋が丸ごとグルグル回る中で踊らなきゃいけないという大分ハードルの高いシーンなのに、そんな仕掛けの痕跡を一切感じさせない、本当に部屋を縦横無尽に踊ってるかのように魅せる軽やかなステップ。
特に船のジムでのダンスと部屋のダンスは魔法がかかったかのようなステップといいますか。まじで凄すぎた。
顔だけ見るとフレッドアステアってカッコ良くなくねとか思ってたけど本当にすいませんでした。圧倒的に軽やかなのに色気があるダンスに完全に惚れた。
他の主演作もチェックしなければいけないこれは。完全にハマった。
あと地味にファッションが全部素敵でそこもよかった。
