ユカートマン

セックス依存症だった私へのユカートマンのレビュー・感想・評価

セックス依存症だった私へ(2008年製作の映画)
3.8
愛情に飢えてる主人公が人生をさまざまなステージに分けて自分のことを物語るストーリー。祖母と精神病の母と暮らしてた小学生のとき、デブとも女とも寝てたまさにセックス依存症だったハタチ、そして三十路近いであろう現在の三段階。


さっそく余談ですが人生で二回目のエロティックコーナーの映画を借りてきました。(前回はシェイム)邦題が酷いけど愛着障害がテーマだと思う。ベッドの上で全裸で横たわってるこのポスターほど重々しい話でもなく、主人公が成長する物語。エロシーンをカットすればラブストーリーもしくはドラマコーナーに置けるぐらい深い内容で、主人公の女の子がめちゃくちゃ可愛い顔だった。特にハタチの頃のアブリルラヴィーン顔負けのエモいメイクが三十路の不器用そうな顔とのギャップに痺れるはず。Christian Marcが歌う主題歌のCan you hear meがとってもよくて深夜に電気を消してまったり観るのに最適な映画だった。主人公の不倫相手のジャンユーグおいたん目当てで鑑賞したものの4〜5回しか出てこないし、そしてゾルグの面影は何処へやら、ムーミンみたいな腹で挑むベッドシーンはライザップを推奨したくなるほど観てて辛かった。でも若い頃の写真が映画の中に出てきてとても可愛かったので良しとしましょう。
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