何者でもない僕
でも、絵だけは誰にも負けないと思っていた
美大に入ったら、誰もが驚く絵を描いて、天才だと知らしめたら、学園一の美女と付き合って、童貞を卒業したい。
ただそれだけで突き進んだ結果が、…
美大、芸大、アート系の専門学校生やアート寄りのクリエイティブを志す人間のあるあると分かる分かるの悪意と悪辣のオンパレード。芸術への愛と憎しみと殺意が溢れてて泣いちゃう。それでも全部が悪ふざけの範疇に…
>>続きを読む観るもののあくまでも主観で価値が決定するアート。だからこそ、美学校に通う主人公の青年は「上手い絵」に関して堂々巡りし、自らをも見失い、禁断の絵に手を伸ばし、模倣した挙げ句に刑務所にぶちこまれる。
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「ゴーストワールド」、「クラム」のテリー・ツワイゴフ監督の観たかった作品を鑑賞。美大生や現代アートにまつわるブラックユーモアに、若干のやりすぎ感のあるミステリー要素が加わった、とんでもシニカルコメデ…
>>続きを読む美術学校に入学した童貞少年が一目惚れしてしまったのはヌードデッサンモデル。振り向かせようとするが空回り。そのころ街には連続絞殺魔が現れていて…
愛のある(?)美術学校あるあるが散りばめられてて、そ…
スクールコメディ、ボーイミーツガール、サスペンスの要素をうまくコラージュしながら、アイデンティティの模索に苦しむ若者の姿を、現代アート業界への皮肉と偏見をたっぷり混ぜ込みながら描く。テンポの良い展開…
>>続きを読む高校生まで冴えない過ごし方をしてきた主人公が野心を持ってアートスクールに入るものの、芸大独特の文化や恋、自身と他者との評価のずれに悩んでいく。
ゴーストワールドの原作者、監督が再タッグを組んだ作品…