今や渋いベテランとして、ドラマ映画で重石的活躍をしている俳優たちが大真面目な顔でビッシャビシャの方言を繰り出し、劇画タッチのギャグ漫画のような事を繰り出してくるので、笑いが込み上げてきます。
韓国の史実ベース時代劇って真面目で重みのある映画が多い印象でしたが、良い意味でイメージが翻ったのがたのしかった。
でもさすが映画うま男イジュニク監督。
クライマックスの合戦は臨場感がものすごく、戦略と武将の精神が交差する展開で一気にハイカロリーに。
また俳優がうまいから、サラッと地続きで持ってくんだよ。
最後の方のチョンジニョン俳優、シェイクスピア劇のような重厚な演技。
史実もうまく絡めながらまとまりのある一本。
