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ロッキー5/最後のドラマのぉゅのレビュー・感想・評価

ロッキー5/最後のドラマ(1990年製作の映画)
3.6
2023年 鑑賞 23-113-22
BS松竹東急 銀座よる8シネマ(吹替) にて
「ランボー」「ベスト・キッド」等のジョン・G・アヴィルドセン監督 × シルヴェスター・スタローン脚本・主演による、前作でソ連の強豪ボクサードラゴを破ってアメリカに帰国したロッキー(シルヴェスター・スタローンさん)の引退や引退後トレーナーとしての第2の人生を描いた、ロッキーシリーズ第5作目。本作でシリーズは一応完結する形をとっている。

ー ロッキー&クリードシリーズ集中鑑賞 リングに上がらないロッキー篇ー
4のクライマックスとロッキーの栄光!、試合後の手の震えとロッキーの選択...

エイドリアン(タリア・シャイアさん)のロッキー引退発言と荒れるマスコミたち、ジュニア(セイジ・スタローンさん)が抱いたロッキーの違和感、ポーリー(バート・ヤングさん)のある行動が... ロッキー一家を追い込み... 、更にロッキーの脳に大きなダメージが!と診断され...

引退と破産宣告「元気を出せ! 試合終了のゴングが鳴るまで試合は終わらない」、ミッキー(バージェス・メレディスさん)との特訓の回想と昨日2を観たからあの言葉が「あの時の言葉だ」ってなった、「人は思っているより賢い」と「立てぇぇぇ! この腰抜け野郎!」、フィラデルフィアに戻って来たロッキー一家、ジュニアがロッキーの息子だからと馬鹿にされ、ロッキーは新人ボクサーの育成の道へ、やんちゃで無鉄砲なトミー(トミー・モリソンさん)の育成にのめり込んでいくロッキー、ジュニアのトミーへ嫉妬と学校でのいじめ、あの神父さんだ!昨日2を観たから... 、勝ちを重ねるトミー&ロッキーとジュニアが溜め込む嫉妬といじめに打ち勝ったジュニアを心から褒めないロッキー...

ロッキーに不穏な影が忍び寄る... 、「お前の舟は沈んだ... 」、派手な黒人プロモーター のJ・W・デューク(リチャード・ガントさん)とトミーの黒い関係とクリスマスの夜のロッキーとジュニアの不和「今年は去年と違うの! パパも去年とは違う!」、ジュニアに言った「騙されるな カモにされるな」はブーメランのようにロッキーに?、トミーはロッキーを捨てデュークとコンビを組むとロッキーはジュニアと向き合う、トミーはチャンピオンに!とトミーの発言は... とマスコミは憤慨し... 、怒るトミーとデュークのある提案、トミーの挑発とデュークの焦り... トミーがとったある行動がロッキーの逆鱗に触れ...

“お前を愛していたんだ 分かってるか? 俺はお前と二人三脚で行くつもりだったんだ! お前は裏切った! お前は... ”
これを完結作にしたかったのがよくわかるクライマックス。あのボクサーやあのトレーナーやロッキーの周りの人たちの声のフラッシュバックや過去の作品の映像の回想に突如登場したあの人も... ラストの展開もそう感じるが!あれはストリートファイトではない、喧嘩だし、エイドリアンやジュニアの態度の変化、トミーは警察のお世話に?ってなったに、ロッキーはええんかいっ!って思っちまった(喧嘩両成敗でしょ?)。ストリートでは先だとか後だとか関係なく、手を出したら暴力!そうならないためにリングに上がってボクシングで示せ!って見せて そう思わせる事が、ロッキーなんじゃないの?と感じた!終盤まで良かっただけに残念... こんな感じのロッキーは観たくなかった...
あと音楽!ラストこそあの定番の曲が流れたが、全体的にヒップホップの曲が流れ出して... 肩透かし食らったみたいだったなぁ...

余談:2023年の今だからつけられるこの作品のタイトル「ロッキー5/クリードになれなかったボクサー」

「この際言っておく もしお前がいなかったら今俺は生きていなかっただろう 分かるか お前がここにいて目一杯頑張ってるっていうのは この俺の生き甲斐っていうのか生きる活力だ 人ってのはもう生きていたくないと思った時に死ぬものだ」

「お前人が変わっちまったみたいだ」「変わったのはパパだ! 僕はパパのNo.1!から嘘だったじゃないかっ! 僕にもママのも嘘をついた!」

「まだゴングは鳴ってねぇぞ 立て!この腰抜け野郎!」

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