天豆てんまめ

恋するポルノ・グラフィティの天豆てんまめのレビュー・感想・評価

2.0
ケヴィン・スミス監督とセス・ローゲンとエリザベス・バンクスが
揃っているけれど、何だか、それほど面白くはない。

ただ、アメリカって、ハリウッドって、日本ではできないだろう
下品系コメディをほんと量産しているけど、明るい下品が市民権を
得ているのだろうな~とつくづく思う。イメージとしては、日本では
ちょっとHなVシネ系でTSUTAYAの棚の隅に置かれる作品が、明るく
全国公開される感じ。やはり、ジャド・アパトー軍団が築いた
おおらかな文化なのか(笑)

幼馴染同志のルームメイト、セスとバンクスが金欠でプライベート・ポルノの製作に乗り出すという馬鹿でHなストーリーラインなのだが、下品な台詞は沢山出るのだけど、一応、幼馴染の微妙な距離感のロマコメでもある。

でも、ロマコメにしたら、下品すぎるし、かといって、
エロティックコメディという程、エロスがあるわけでもない。
で、笑える小ネタはあれど、そんな爆笑できる面白さも無い。

このチームにしては、設定ありきのもう一歩の作品だと思う。