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狼の街のTLsのレビュー・感想・評価

狼の街(2006年製作の映画)
2.5
 軍人の主人公が免責と引き換えに生まれ故郷のマフィアに潜入する話。そして、そのマフィアが自分の従兄弟と弟というめちゃくちゃ面白そうな話だった。従兄弟といっても私たちの考える距離感よりずっと近いものであり、まさに家族のような存在だった。中盤までは故郷に帰る主人公のモノローグと回想が挿入され、結構重厚な雰囲気が出ていたが中盤以降、貼り付けたようなグッドフェローズ感やB級スリラーのような戦闘シーンなど、なんだかなぁという印象。

 ジョバンニ・リビシを始めとして演者が良かっただけにもう少し安直な潜入捜査官物にしてもよかったと思う。
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