コンセント

ピアノの森のコンセントのネタバレレビュー・内容・結末

ピアノの森(2007年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

ピアノ、音楽、コンクール、
雰囲気はすごく好きな作品

声と、人物の絵があまり好きでなくて
そこまで入り込むことができなかった

森の中のピアノが美しく神秘的で
奏でる音も綺麗ですごく良い

お金持ちで生まれた時から道が決まってた修平は
ピアノを弾くことは楽しいというより
1番になるためのレッスンであって
楽しくはないと言ったり、
親からの愛というよりは親のエゴが強い

貧乏だけど自分が好きでピアノを選び、
型にハマらずピアノを楽しみ愛している海
親からは温かい愛情を強く感じられる

対照的な2人の描き方がよかった、
そして2人とも素直でいい子
アジノは海を選び、レッスンをつけた
ものすごく嫉妬で苦しんだと思うけど
その中でもピアノを愛す海への尊敬を感じるし
心の底から友達って感じで修平いい子

海も、たかこが嫌なこと言ってた時に
修平の実力で優勝候補だと怒って
めっちゃ良いやつやんってなった

そして修平、たかこ、海の演奏が素敵
それぞれのピアノへの向き合い方が見える演奏
予選突破したのは修平だったけど
アンコールがあったり立ち上がる人が多かったのは海
目に見える評価ではなく
人の気持ちを動かし、世界へいく海がすごい

個人的には修平にも世界にいってほしいと
願ってしまう

素敵な作品だった