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ゲット・クレイジーのkeecoliquoriceのネタバレレビュー・内容・結末

ゲット・クレイジー(1983年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

ザ・80年代、大晦日のロックイベント、その会場となる劇場の権利をめぐるすったもんだが裏で進行するなか、すんごく楽しかった!!マスクの下でずっと口角あがってたわ。

ぱっと見どんなめちゃくちゃでも、ここまでやるにはかなりのチーム感必要だと思われ、とにかく音楽が素晴らしくハッピーで、どのバンドも狂ってるけどパフォーマンスがめちゃダサカッコよかったです。特に、ナダ。

フーチー・クーチー・マン(ブルースの定番曲?)を、ブルース、パンク、ロックのアレンジで聴く、ご時世パロディ。ライブ会場にぎゅうぎゅうあふれんばかりのカラフルなオーディエンスの大揺れを見てるだけでも楽しい!!

そんな大爆発の一方、暴走する車の中でクールに会場を目指すルー・リード。それだけかい!?と思ったら、エンドロールでうっとりでした。

日本で上映されてる!と知って喜んだアラン・アーカッシュ監督からビデオメッセージが届いたとのことで、本編前にその映像が流れ、さらに「メッセージ映像を観てる観客の姿を動画で送ってくれとのことなので、撮らせてください」と館主から。
お行儀よく見ちゃったけど、最後はみんなで拍手。

思い出深い大晦日になりました。
上映してるstrangerっていう映画館もステキだった!
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