フィルモア・イーストへのトリビュート映画だと冒頭で監督のメッセージ。『ロックンロール・ハイスクール』の監督アラン・アーカッシュの最高傑作と言われる作品との触れ込み。誰だ、そんなことを言ったのは。
1982年大晦日。ロックの殿堂サターン劇場の年越しロックコンサートを背景に色々ごちゃごちゃしているのだけれど、楽しめる人は楽しめて、というような作品ではなかろうか。
ルー・リードが孤高のシンガーを演じているというのか、佇んで居るとでもいうのか、彼の出ているシーンだけが静かに進んでいくのです。そして最後の最後、静かにフルコーラス歌い上げて幕を閉じます。
さて、わたしはロリ・イーストサイドのNADA・BANDのロックンロールのロールに身もこころも蕩けます。
1983年製作。脚本ダニー・オパトシュー 、ヘンリー・ローゼンバウム、デヴィッド・テイラー。監督アラン・アーカッシュ。
映画館ストレンジャーにて