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パリのスキャンダルのENDOのレビュー・感想・評価

パリのスキャンダル(1946年製作の映画)
4.2
ナポレオン時代、ジョージ・サンダースの肩幅に驚愕しつつ、その心変わりは観客にまったく伝わらないという点で、いかにもサーク的な裏切りを内在化したキャラクターに嘆息。相棒であるエミールa.k.a.ドラゴンを突き殺す場所はメリーゴーラウンド。何という幕切れ。ちなみに、キャロル・ランディスはケネス・アンガーの『ハリウッド・バビロン』にも取り上げられてます。劇中の死は不穏。ノワールですね。
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