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セイブド!のSEIJISANのレビュー・感想・評価

セイブド!(2004年製作の映画)
1.5
キリスト教系の高校に通う女子高生が主人公で、彼女の周りで起こる出来事を軽いタッチで描く。本当に「軽い」タッチなので、笑わせようとしているのか真面目にストーリーを語っているのか不明瞭で終始モヤモヤしっぱなしでした。信仰心が厚いのはわかるけど、ステレオタイプが過ぎる「熱狂的な信者」として描いているので人間ドラマとしては薄っぺらい。笑わせたいなら、もっと捻りが欲しい。退屈ではないけど面白くも無い。日常の生活で起きる事を良い事も悪い事も淡々と描いているだけなので正に「毒にも薬にもならない」作品でした。本作で一番の見どころはマコーレー・カルキンが出演している事!ハイティーン役で「ホームアローン」時代の面影がクッキリとハッキリと残る顔立ちで煙草を吸ったりしているシーンを見ると「時は流れたのだなぁ...」と感慨深くなりました。
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