このジャケットの欺瞞、ヒドいねw
この抱きついてるハッピー感がホン・サンス作品にあるわけないんだが。
この前見た「アバンチュールはパリで」も相当だったけど、
このゼロ年代のホン・サンスは近作以上に攻めてるように感じる。
映画監督を主人公にし続けて、クソ男ばかり描くモチベーションは自己批判なのか正当化なのか知らないが、
どっちにしたってやり続けてんの異常だよ。
マジでぶっ壊れた人なんだろうな〜。
爆笑したのが監督がなぜ外国人と寝た女の人を許せないのかを図解するところ。
説明を受けた後の彼女の横顔を映すのとか本当にどうかしてる。
冒頭で提示される設定からして何が起こるのかほぼほぼわかっちゃうだけに本当に気まずくてイヤ。
「彼女を連れてっていいですか?」
って時点でもう本当にやめてくれって話で。
好きなのかどうかもはやわからないけれど、
ホン・サンスはもう見ていくことに決めたから。
気まずい思いをしながら見続けるけど。