個性的で明らかに周囲から強調されたファッションに、吸い込まれるかのように濃く塗られたのアイシャドウ。そして物騒なタイトルした本を持つ彼女。
恋人追い求めとはいえどそれとは奇妙な彼女のデザイン像と異様な空気感、彼女の行動の合間に入る捜査で、ただただ単純な目的としたことじゃないのが如何にもって感じで表出される。彼女は一体恋日を追い求め、その先で何をしようとするのか。そんなことを考えならずっと観ていた。
やはり映像としてはやはり公園だろうか。
サスペンスものらしく明暗を強調した公園は怪しい雰囲気がありつつもどこか美しさがある。もちろんその前に夕方の公園の場面があった効果もあるが。
ただやはりまず本作の第一印象があのファッションだったので空港の荷物検査の割り込みの場面で目立っていた場面がなぜか自分の中で妙に印象に残った。
