1999年に起きたカルギル紛争を描いた実話。

未だ燻り続ける印パ問題。
LOC(管理ライン)と呼ばれるインドとパキスタンの軍事境界線。
突如、ムジャヒディンが管理ラインに侵入。
インドは軍を派遣するが、その裏にはパキスタンの存在があった。

オリジナルはなんと4時間超えの大作。
しかし日本のDVD版は無理やり2時間に収めちゃったので、ブツ切り感がハンパない。

主要キャラと思われる人達の家族や恋人たちなどプライベートが描かれる。
かつそれぞれの友情とか上下関係とか、たぶんかなりカットしてると思われる。

なので誰かが死んでも、｢えーと、誰だっけこの人？｣てなってる。
インド映画あるあるだけど、髭面だと見分けがつかんし。

それでもサンジャイ・ダットや、秀作サスペンス｢ヴィジョン｣のアジャイ・デーヴガンは分かった！
ちなみにヴィクラム役はアミターブ・バッチャンの息子らしい。

更にいうと、インド映画の大仰な演出のおかげでシリアスなのにシーン笑っちゃう。

それ完全に自分から撃たれにいってるよね？てくらい堂々と歩いてるし、死ぬ間際に｢アイラービュー(I love you)｣とか叫ぶのヤメテ😅

そして皆｢女神カーリーとともにー！｣とか｢女神ドゥルガーとともにー！｣て叫びながら突撃してくシーン多すぎ。

たっぷり4時間かけてそれぞれの人間模様を観てればまた違ったのかもしれない。
でも今やリアル路線が戦争映画の主流で、傑作が数多く作られた今では、この演出の戦争映画はキツいかも。

余談だけど、インドは中国とも同じような境界線LACがあり、ここ最近は中国軍ともよく衝突してる。
先日中国を追い返したらしいけど、ウイグル族への集団レイプや人権侵害を平然とやってる中国をもっと懲らしめて欲しい。
日本もクアッドとかで連携とって、チャイナの脅威に対抗しないと！

• #てるるインド映画

*特徴＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

カルギル紛争を描く戦争映画
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サンジャイ様、アジャイ様、アビシェーク様にサイフ様とかとか…メンツのエグさで借りたけど…ストーリー全然分からんかったのよね…。
１人１人の家庭事情とかも描いてて、ちゃんと分かれば感動するんだろうけど…。

で調べたら、本国で4時間位のが日本語字幕のDVDでは約2時間にまとめられているとか…
通りで分からないわけだぁ。
元々戦争映画は作戦とかも分からない人間なので、キャストを楽しむ用の映画です。

• #押したらそこはもうインド🇮🇳

日本語版で観てはいけない映画。

元々246分の映画を日本でのDVD発売時に半分未満の122分にまで詰めるという荒業を披露している。完全版を観ていないので想像でしかないが、戦闘シーン以外全部切り落としているんだと思う。
おかげで非常に不自然で不思議な映画になっている。

凄まじく豪華なキャストでストーリーが繰り広げられるが、各々のバックグラウンドや仲間の絆を描いたシーンがおそらくすべてカットされていると思われる。
なのでストーリーにも登場人物にも思い入れがないまま、戦闘や戦死を見せられて置いてけぼりを食らったような気持ち。
本国ではサントラも150万枚も売れたそうだが、エンディング以外の歌全カット。
ヒロインたちの出番も一瞬。

趣味のMAD動画作ってるんじゃないんだから、日本の販売元はプロとして作品の価値を損なわないような仕事をしていただきたい。

作品に罪はないのでこれ以上スコアは削れないけど、多分日本語版は原作と完全に別物。