平安時代末期。岩城の判官を担うも正義感の強さを疎まれて筑紫へ左遷された平正氏の子供で、いつまで経っても帰らぬ父を訪ねるために母に連れられて旅に出た厨子王と姉の安寿。道中で人買いに騙されて母と生き別れ…
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色ないのもめっちゃいい!綺麗だった 哀しさが際立つ
・お父さん、めっちゃ先進的なこと言うててすごい かっこいいー 「大変なのは百姓とておなじです」 自分で父の形見だといって渡すのすごいなー
・…
風景のショットがカラーに負けないほど強度を持っている。良い映画なんだけど建築物の硬さのなさとか地理的な要因で超えられない一線があるように感じてしまう。とはいえ(歴史物なら、という条件付きではあるが)…
>>続きを読む昔、読んだと思うのですがまったく覚えてませんでした。
悲しい物語ですが、それ以上に目を引くのが溝口監督の水墨画のような映像の美しさと、俳優さん方の名演
入水シーンの波紋、目に焼き付きました
香川…
溝口健二監督の作品は観終わった後の満足感が大きいですね。
映像は幻想的ながらも、メッセージ性が強いです。
ヒューマニズムに溢れた名作です。
小学校のときに森鴎外の『山椒大夫』を読みましたが、とても…
溝口作品鑑賞6本目。
美的観点において監督の最高傑作なのではないか。
肝心な所で使われる長回しが凄い。
ただ居ること/あること/運動そのものに意識を向けさせる長回しではなく、時空間の連続性を保つこ…
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名作。
後味が悪く、救いがないストーリー。悪徳豪族の山椒大夫を捕らえるカタルシスはあるものの……。
陰鬱な展開と相反するかのような美しい映像が印象的。計算され尽くした構図と陰影。
端正な芝居を長回し…