ぽち

ジャン=ポール・ベルモンドの 道化師/ドロボー・ピエロのぽちのレビュー・感想・評価

3.0

水玉パンツ!!って作品。

シルクハットにベストを着たキチンとした身なりの上半身と、水玉パンツに靴と靴下という姿。この映像があまりにベルモンドにはまっていて、見た後その姿しか記憶に無いぐらい彼らしい。
この姿でヘリから吊るされるスタントまでこなしている。

ストーリーはちょっと詰め込みすぎなのと、整理されていないラフな感じがして今ひとつ。

登場時間は短かったが、お色気担当乳見せ係のフォン・グレッチェン・シェパードが潔い脱ぎっぷりに加え可愛さもあり見所。
ベルモンドとイチャイチャしてる時など、素の笑顔が出ていて良い。

赤い水玉パンツ一丁で、最高にカッコ悪いカッコ良さを披露するベルモンドを楽しむ作品。

余談。
今作の作品解説などや、ここfilmarksの”あらすじ”にも
「ヴェニスを舞台に陰謀に巻き込まれた天才泥棒の活躍をコミカルに描く。」
などと書かれているが・・・・・・

天才泥棒?おいおい、せめて原題の意味ぐらい理解して書けよ。

Le Guignolo  タイトルは「三流の詐欺師」を表すイタリアの刑務所スラングです。

だってよ。
ぽち

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