Mikiyoshi1986

関東テキヤ一家のMikiyoshi1986のレビュー・感想・評価

関東テキヤ一家(1969年製作の映画)
3.6
従来の賭博モノから一転、テキヤの熾烈なやくざ社会を描いた東映任侠映画。
松竹から移籍した文太さんの記念すべき東映初主演作であり、彼の一本筋で血気盛んな役柄を決定的にした出世作です。
リング上で女子レスラーにボコボコにされちゃう拓ボンの画がたまりません!
義兄弟盃の式で見せた女親分・桜町弘子の啖呵もめっちゃカッコいいし。

鈴木監督&文太コンビというだけあって前半は恋愛模様とか笑いどころがトラック野郎っぽい感じですが、後半からの盛り上がりが凄く良かったです。
待田京介の男を立てるシーンは特に力が入っていて、観ててシビれました。
ラスト、文太さん達の殴り込みシーンは壮快!
ドスの封印に注目しましょう。
Mikiyoshi1986

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