浅野公喜

神様のパズルの浅野公喜のレビュー・感想・評価

神様のパズル(2008年製作の映画)
3.2
ミツキ・タニムラ演じるひきこもり天才少女とハヤト・イチハラ演じるノリで生きてる青年が宇宙を作ろうとする三池監督によるサイエンスコメディドラマ。

物理学の説明はイラスト等を用いて分かり易く説明しているものの、文系の自分にとってはそれでもついていけない部分が(笑)。宇宙だけでなくロックに寿司屋等あらゆる要素が有り過ぎて収拾がつかなくなってる上にスケールは大きいのに思ったより盛り上がらなく、ハヤト・イチハラにはもっとシャオラーでエネルギッシュに猪突猛進して欲しかった所ですがS理論ひも理論の間違った妄想や都合良くマイクスタンドが置いてある所は三池監督らしいアバウトさが出ていて〇でしたし、無機質な感じのミツキ・タニムラが所々で人間味ある表情を見せてくれるのは良かった点。

大学生役のヨシオ・コジマが出た後に「そんなの関係ねえ」と言わせているのも少し面白かったです。
浅野公喜

浅野公喜