片腕マシンボーイ

北京ロックの片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

北京ロック(2000年製作の映画)
1.7
マイク切られたから演奏止める?歌謡曲か?地声で叫べ!それがロックだろ!

北京へやってきたミュージシャンの青年が地元の貧乏バンドと意気投合、地方巡業に同行することになんよ!って話

ロック音楽自体が決して公に認められていない中国でロックをする話なんやけど似たような題材だと「ペルシャ猫を誰も知らない」がある
「ペルシャ猫」は演奏はもちろん聴くだけでロックは犯罪という閉塞的な国イランでロックに命を賭ける若者達の青春を描いた愛すべき作品で、出てくるバンドもイランで権力から逃れアンダーグラウンドで活躍している実在のバンドばかり、ジャンルは様々でゴリゴリのメタルからプログレ、インダストリアルロックにヒップホップも出てきて幅広く、ロックが蹂躙される国の物だからこそか、骨太で聞き応えのある素晴らしい曲ばかりで無い胸が踊ったもんです
マヂ彼らの曲の音源日本に入ってきて欲しいわぁ

に対し本作、ペラペラのスカスカ、オブラートくらいペラペラのクセして何も包み込めてない…
主人公のバンドの曲もレッチリ×中華歌謡みたいなポンコツソングで全くカッコ良く無いし萎えましたわ
若者が虐げられ頭から押さえつけられる世界で何をモノマネに興じているのだ、ロック魂皆無
いや〜僕、中華歌謡興味ないんやけどなぁ…

まぁ日本のロックもどきの流行歌達も似たようなもんやけど…
ただ別にそれが悪い訳ではなく、白でもなく黒でもなくグレーを愛する日本人の文化にはそれが1番適しているからいいんだと思う
かくいう自分も今日は通勤中に大好きなThe John Spencer Blues ExplosionやらThe Killsやら聴いて縦ノリにノっていたのだが、もう歳だからか疲れちゃいましてね
最後は「めんどいしんどいPUNKするか」を聴いて心を落ち着かせながら帰ってきました
あ、ゆるめるモ!です、あのちゃんです、最近はようなぴも好きです
日本人やしトガってばかりもいられないもの、そのくらいのユルさがちょうど良いのよねぇ…なんの話だ?

話戻して「北京ロック」な
クソ退屈な作品でしたが唯一な、スー・チーがめちゃ可愛いからなんとか最後まで完走しましたわ、ジャケだって他に売りがないからスー・チーしか写ってない
よく考えたらスー・チーってそのパターン多いよなぁ、クソつまんねえ映画いっぱい出てるけどクソ可愛いからついつい観ちゃうんだよな、スー・チーは中国のクソ映画を支えるへっぽこ女神様やなぁ
あ〜次はスー・チーがおっぱい出してる映画観よっと!

本レビュー話逸れまくりで何レビューだ!って話ですが、要はそういう映画や!ってことです
語ること特になし…