たてぃ

ナチスの墓標 レニングラード捕虜収容所のたてぃのレビュー・感想・評価

3.1
第二次世界大戦後、ドイツ軍捕虜が真冬のソ連レニングラードの収容所へ移送され、そこには女看守たちが…ジャケット見た限りでは…「このナチ豚ども!拷問の時間だあああ」という展開かと思いきや…飯は食える!過酷な労働少なめ!凍傷にならない!ダンスパーティーあり!ロシア人女性のお持ち帰りもOK!…快適な捕虜生活じゃん…「ゲレンデの恋」的な物語でした…(´Д` )

スターリングラードで捕虜になったドイツ軍兵士でドイツに帰れたのが1割以下と聞いたことあったのですが、レニングラードとは大違いなんでしょうかね…確かレニングラードって900日間ナチスドイツに包囲されて砲撃や飢餓で60万人以上が亡くなってるのに、この作品でドイツ軍を恨んでる人は約一名(この人だけは私の期待に応えてくれたドS看守)…ロシア人がそれだけ寛大だったのかなあ…

しかも台詞は全員英語…せめてドイツ人同士はドイツ語、ロシア人同士はロシア語にしてほしかった…物語の設定が良かっただけにもったいなさ過ぎる…(T_T)

唯一の見所はヴェラ・ファーミガの美貌。ナチス関連映画だと「シャーロット・グレイ」と同じような結果になって残念…両方ともイギリス映画でしたね、そういえば…(-_-)
たてぃ

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