階下からの煽りのショットが館を禍々しい空間に仕立てる。
寄り・引きを機敏に移行しつつ、固定するやいなやキレ味のある画面を生起させるカメラ、また役者の動きそのもののスムーズさ、その視覚的な速さが語り口…
ダグラス・サーク監督作品。
メアリー・ピックフォード製作作品。
クローデット・コルベール演じる夫人は、ある夜目が覚めると知らぬ間に夜行列車に乗っていて・・・という話。
途中まで話の展開がまるで読め…
このレビューはネタバレを含みます
幻覚トリックというのか不条理トリックというのかそういうのが好き(「めまい」とか)なのでこういう話はもともと好きだが、この映画は登場人物がみんな少しずつ狂ってる感じがするのに、普通のメロドラマみたいに…
>>続きを読む始まって1分で惹きつけられてもう虜!
夜行寝台列車のベッドの上で目が覚めたクローデット・コルベールは窓の外を見て驚愕!「私は家のベッドにいたの!電車になんか乗ってない!」とパニックを起こす。
夢遊病…
疲れてるときに観たので途中で寝てしまって、結局観終わるのに2日かかった。
でも決して退屈な映画ではない。
そんなことはこの映画のファーストショットの列車を見てもらったら分かると思う。
『ショック…