トム

コントラクト・キラーのトムのレビュー・感想・評価

コントラクト・キラー(1990年製作の映画)
3.7
あっ今死にたいなって思ったとき、今のその自分の考えが即反映されてくれたらいいのに、なかなか実行できず、ふと、うわめっちゃ生きたいなって思うときが来るのよね分かる
そういうのって大抵新しい人との出会いだよね分かる

だのに昔の自分自身の残留思念みたいなものに追いかけ回されて、今生きたい気持ちとは裏腹に物事が展開していってしまったり、そこでは意外に頑張れちゃったり
運命やら神やらのいじわるさを思う
昔の自分に苦しめられるんだけど、昔の自分では出会うことのできなかった人がいて、今の自分でいるままで育むことのできない関係があって
絶望の中の仄かな希望の光がいかに眩いことよ
トム

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