ともぞう

コントラクト・キラーのともぞうのネタバレレビュー・内容・結末

コントラクト・キラー(1990年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

コントラクト・キラーとは殺人請負人。
会社をクビになり、人生に絶望した男が死に切れず、プロの殺し屋に自分を殺すように依頼。でも、その直後に美女と出会い、死にたくなくなる。殺し屋の方も困窮している上に癌で余命あと僅か。最後は殺し屋が自殺し、主人公は助かる。生と死をシニカルに描いてるんだろうけど、あんまり映画としての良さはよく分からず。

〈あらすじ〉
フランス人のアンリ(ジャン・ピエール・レオ)はある日突然、15年勤めてきた水道局を首になり、呆然自失のまま家に帰ってガス自殺をはかる。だが、それも失敗に終わり翌朝新聞で必殺の実績を誇る殺し屋「コントラクト・キラー」の記事を目にしたアンリは、意を決しキラーのボスの所へ行き自分を殺してくれるように頼む。その翌日アンリはバーで、まるで女神のような花売り娘マーガレット(マージ・クラーク)に出会い一目で恋に落ちたことから、突然死ぬのが嫌になった。そしてその時から逆に、コントラクト・キラーから逃げ回るはめに。アンリはマーガレットのアパートに逃げ込むが、そこに追手が現れ、2人は着のみ着のまま場末のホテルにたどりつく。しばらくそこに潜んでいたが、町へ出た時殺し屋の手下たちが強盗をはたらいている所に出くわし犯人の濡れ衣を着せられてしまった。警察からも追われることになり行方をくらましたアンリを、コントラクト・キラーは必死で追った。実は彼はガンで余命いくばくもなく、焦っていたのだ。その後アンリとマーガレットは再会を果たし、2人は海外に逃亡することを決める。一足先に出たマーガレットと落ち合うため駅に向かおうとしたその時、コントラクト・キラーが現れた。しかし、彼はアンリに向けていた銃口を突如自分の方へ変え、そのまま自殺してしまった。アンリの命は救われたのである。
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