佐藤でした

コントラクト・キラーの佐藤でしたのレビュー・感想・評価

コントラクト・キラー(1990年製作の映画)
3.9
15年勤めた会社を追われ、家族も恋人もなく、人生に絶望したアンリは、自殺を試みるもうまくいかず、思い余ってプロの殺し屋に自分の殺しを依頼する。

朝から殺し屋に待ち惚け。向かいのバーで、飲んだことのないウイスキーをダブルで注文し、似合わないタバコを吸う。店に入ってきた花売り娘にとびきりのキスマークをもらい、恋に落ちてしまう‥。

ジャン=ピエール・レオ特有の猪突猛進な佇まいと、カウリスマキ監督の笑いが合わさって、ちょうど良い湯加減。浸かったら出たくなくなるこの湯船♨︎

相変わらず音楽も最高で、パブの小さなステージでジョー・ストラマーがテレキャス弾いて歌うシーンには耽溺。

あ、あとレオの英語がなんだか新鮮だった。
佐藤でした

佐藤でした