あびちゃん

コントラクト・キラーのあびちゃんのレビュー・感想・評価

コントラクト・キラー(1990年製作の映画)
3.8
死にたいと思っても自殺する勇気がない男は、殺し屋に自分を殺してほしいと依頼する。物語の前半は、重苦しくて暗い雰囲気。
でも中盤、バラ売りの女性が登場した辺りから、少しずつ画にも男にも光が射してきた。おとぼけ強盗二人組の登場には笑ったな。
余命2カ月の殺し屋が、可哀相すぎて辛い。まだ生きられるのに死にたいと願う男と、母と子をこれからも守り続けていきたいけど、もう残りわずかしか生きられない殺し屋が鉢合わせたシーンは、涙が出そうだった。