さすらい農場

地球最後の男のさすらい農場のレビュー・感想・評価

地球最後の男(1964年製作の映画)
3.5
1968年9月
ロバート・モーガンは1965年からずっと一人
3年前、謎の病原菌で世界は死滅
皆、死して夜行性の怪物と化した…

SF小説[吸血鬼(アイ・アム・レジェンド)]最初の映画化作品

ニンニクを嫌い鏡を恐れる怪物たちはなるほど[吸血鬼]的だが、低い知能と鈍い動き、集団で迫る様はゾンビ的
ジョージAロメロも[ナイト・オブ・ザ・リビングデッド]への影響を認めたらしいので実は本作こそ[歩く死者]の原点

石や棒で壁をたたき
[モーガーン][出てこーい][殺してやる〜]
などと夜ごと集まりわめきたてる
破壊力は無いけど、嫌がらせレベルは高い😅
恐ろしいのはむしろ[孤独]

時代の閉塞感と、急激な価値観の転換
映画の描く不穏な未来は、今の我々の状況と全く同じかも…

評価は[ 最 後 ]の3.5