ホラー・エクスプレス/ゾンビ特急地獄行を配信している動画配信サービス

『ホラー・エクスプレス/ゾンビ特急地獄行』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

ホラー・エクスプレス/ゾンビ特急地獄行

ホラー・エクスプレス/ゾンビ特急地獄行が配信されているサービス一覧

ホラー・エクスプレス/ゾンビ特急地獄行が配信されていないサービス一覧

Prime Video
U-NEXT
DMM TV
Rakuten TV
FOD
TELASA
Lemino
ABEMA
dアニメストア
Hulu
Netflix
クランクイン!ビデオ
JAIHO
ザ・シネマメンバーズ
スターチャンネルEX
みるアジア
WOWOWオンデマンド

『ホラー・エクスプレス/ゾンビ特急地獄行』に投稿された感想・評価

horahuki

horahukiの感想・評価

3.8
悪魔のいるところは神の力も及ばない

類人猿の化石を拾ってルンルン気分で帰ろうとしたら列車の中で勝手に悪魔化。ついには暴れ出し、そのせいで「お前のせいちゃうん?」ってみんなに責められるゾンビ映画。超好きなやつ!!

そもそもゾンビ映画が苦手なのでコレもVHS買ったは良いけどずっと放置しててやっと見た😅走る列車という閉鎖空間の中で、どこかに潜んでいる悪魔に1人ずつ襲われていくゴシックホラー。完全に列車版『エイリアン』。更には人から人へと寄生対象を変え紛れ込むという『ボディスナッチャー』要素。しかも『エイリアン』と『遊星からの物体X』以前の作品という存在感!ゾンビ要素はかなり少なめなのだけど、私的にはずっとウーウー言ってるようなものよりも、本作のようなメリハリのある急激な上昇幅をもたらすものとして利用する方が好み。

神父が居て医師がいて科学者がいて考古学の教授がいる。その中でも前半部分では神父が存在感を示し、「悪魔のいるところは神の力も及ばない」といったセリフや十字架を無効化するような描写によって、神と悪魔の対決、しかも強大な悪魔の存在を仄めかす。クリストファーリー×ピーターカッシングというハマーコンビが女(と同席)を巡って争うという超簡易版『吸血鬼ドラキュラ』を仕込んでくる遊び心も堪んないのだけど、それらが醸し出す空気感がハマーホラーを想起させ、「そっち系」の展開を観客に予想させた後に次第にSFへと方向転換。それも分岐点を遥か後方に見送ったと思わせてからの方向転換なので単純に驚いた。

神父以外のキャラクターがその舵を取るのだけど、神父側を捨て置くのではなく、進化論の議論にも代表されるように、オカルトへのアンサーとして壮大なSFを用意することで神父というキャラクターを地に落とす。彼の生涯をもって、多くを語らずとも神の不在を意識させ、堕ちることが導き出す答えの先にある実在感が再びオカルトに戻ってきて、某アンブリン映画のような目的が悪魔も神も矮小化させる。ただのごちゃ混ぜではなく、双方がアイデンティティを失わずに同じベクトルで進み続ける歪みのない両輪での進行が非常に巧みでかなりの高次元でのミックスに成功していると思う。

リーとカッシングだけでも満足なのに、バーヴァの『リサと悪魔』で圧倒的存在感を見せつけてくれたテリーサヴァラスまで絡んでくるという豪華布陣!あんまり活躍はしなかったけど、彼の存在が本作の目指す矮小化を決定づけることになるし、それは結局人間の崇高さすらもマヤカシだということにも言及することになるのだから、良かったと思う。

VHSタグつけてますが、ディスク化されてたはず。Blu-ray欲しくなった😁
Saki

Sakiの感想・評価

2.5
【元祖・新感染】
のイメージでしたが全然違いました😉

タイトルからはとても想像できないような内容です。
Because、ゾンビが出てこないからです😉
タイトルから究極のミスリードです。

ゾンビに代わりまして(?)
皆さん大好き『化石より蘇る類人猿』が登場します🐒⚠️
この類人猿モンスターはゾンビと違い知能がありますので、殺したり隠れたり、乗り移ったりするのでモンスターパニックというより『殺人事件』を観ているようなそんな感じでした。


『暴れてないんだけど実は暴れてる』みたいな。とにかくモンスターの知能が高いとこちらのレビューの知能が低くなり嫌になります🤦🏼‍♀️🤦🏼‍♀️笑

しかもこの類人猿、モンスターらしく決して噛み付いたり殴ったり引っ掻いたりしません。

ただ『目を見て殺す』笑(簡単〜!!👏🏻)

ホストか?と言いたくなるほどシンプルなやり方ですが、死体は目が白くなり、目から血を出しなかなかグロテスク‼️

本当に何だこれは…💦
珍味のような映画でしたが、列車の緊張感はなかなか良かったような気もします🚇🌃
新しい類人猿との出会いがあるので、気になる方はぜひぜひ〜🐒🐒💕
たむ

たむの感想・評価

3.3
ゲテモノ映画のようなタイトルですが、なかなか映画史的には面白い立ち位置にいる、隠れたホラーの重要作品です。

1906年、満州からシベリアに向かうシベリア特急には、雪山で発見された怪物を乗せていた。
列車の中でその怪物が目覚め…というの物語の筋。

ヒッチコック監督やアガサ・クリスティーさんの作品でのお馴染みの列車のミステリーの面白さに、『新感染』か無限列車かのようなホラー的な面白さもあり非常に楽しめます。
出てくる怪物は、ゾンビというより雪男かイエティのような形状で、いわゆるゾンビ映画的なものとは、趣が違います。

ホラー映画史的に重要なのが、イギリスのハマーフィルムの大スター、クリストファー・リーさんとピーター・カッシングさんが、協力して事件に挑む事です。
ハマーフィルムのドラキュラ映画では、ドラキュラとヘルシング教授で敵対する関係を演じていた2人がタッグを組む。
あるいは『スター・ウォーズ』ではドゥークー伯爵とターキン提督と一緒に問題解決にあたる訳です。

名作!というほど大絶賛とはいかないですが、古き良きジャンル映画を楽しむことができる映画ですね。

『ホラー・エクスプレス/ゾンビ特急地獄行』に似ている作品

遊星からの物体X

上映日:

1982年11月13日

製作国:

上映時間:

109分

ジャンル:

配給:

  • アーク・フィルムズ
  • boid
3.9

あらすじ

1982年の冬、南極基地にいる12人の隊員が10万年以上も氷の中に埋まっていたエイリアンを発見する。氷が溶け出てきたエイリアンは、次々と形態を変えながら隊員たちに襲いかかる。

ゴースト・オブ・マーズ

製作国:

上映時間:

115分

ジャンル:

配給:

  • ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
3.1

あらすじ

地球を脱出した人類が暮らす西暦2176年の火星。古代遺跡を発見した人間により封印から解き放たれた火星先住民族の亡霊が、邪悪な怪物に変化して次々と人間を襲う。火星警察のメラニーと犯罪者ウィリ…

>>続きを読む

パラダイム

製作国:

上映時間:

103分

ジャンル:

3.4

あらすじ

廃墟と化した教会で、不思議な緑色の液体が入った透明な柩が見つかる。老司教とバイラック教授、学生たちが分析を進めた結果、柩には悪魔の呪いが封じ込められていることが判明。そんななか、学生の1人…

>>続きを読む

ヴァイラス

製作国:

上映時間:

100分

ジャンル:

配給:

  • 東宝東和
3.1

あらすじ

南洋を航行中の輸送船が、嵐と遭遇後、ロシアの衛星探査船を発見する。だがそれは、宇宙ステーションを経由して侵入した電磁波生命体に乗っ取られていた。人類殲滅を企むその生命体は、捕えた乗組員たち…

>>続きを読む

処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビ

上映日:

2020年01月31日

製作国:

上映時間:

100分
3.8

あらすじ

雪山でゾンビの大群に襲われ、仲間や恋人、さらに自分の右腕も失ったマーティン。奇跡的に一命を取り留めたものの、病院で目を覚ますとゾンビの腕が移植されていた。その腕はナチゾンビ軍団のヘルツォー…

>>続きを読む

ガンマー第3号/宇宙大作戦

製作国:

上映時間:

77分

ジャンル:

配給:

  • 東映
3.1

あらすじ

はるかな未来。謎の遊星・フローラが地球へ衝突することが発覚。ただちに遊星爆破の計画が立案され、爆破隊長に任命されたランキン中佐によって作戦は成功する。しかし、宇宙ステーション・ガンマ3号へ…

>>続きを読む