追う者と追われる者の物語で、南北戦争に因縁の発端が……という点に辿り着くまで忍耐が必要、という一作。
あくまでも追いかけっこに特化した内容なので、それはそれで興味深くはあるんだけど……それをわざわざリーアム・ニーソンとピアース・ブロスナンにやらせる意義って何だろう、と思わずにはいられないのも本音だったり。
せっかく立派な設定があるんだから、もう少しソッチを突っ込んでもよかったかもしれないけど……追いかけっこの道中で遭遇する様々な人達のエピソードに時間をかけるくらいなら、根っこの部分の物語をきちんと演出してほしかったかも。
それにしても、ナサニエル君が絶世の美少年過ぎて何というか……。