hideharu

地底の原始人・キングゴリラのhideharuのレビュー・感想・評価

2.0
2019.9.8 DVDを再見。
初見は子供の頃にテレビの洋画劇場で。

本作はジョーンクロフォードの遺作で、「姿なき殺人者」に引き続きマイケルガフと共演。まあ制作者も同じだから。

子供の頃に見た時はそこそこ面白いと思いながら見てたと思います。アメリカでDVDが出た時(15年くらい前?)には「子供の頃に見たあれだ」って思って、見たくもない2作品との抱き合わせのBoxセットだけど購入した。この頃にはすでにこの作品についての逸話(ジョンランディスの件)も知っていましたが懐かしさと、ちょっとジョーンクロフォードを小馬鹿にしてやりたいという思いも相まって購入せずにはいられなかった。

冒頭、いきなりトレッキングに行くくらいの軽装の大学生が草っ原に洞窟の入り口を発見、B級的にご都合主義ですねぇ。
何故か洞窟には生きた原始人がいて何とか確保。

しかしその原始人の風貌がまあ酷い訳です。身体は普通の人間で顔だけゴリラのマスクを被って感じ。一応は唇が動くギミックがあるけどね。博士に言わせると原始人と人間のハーフらしいけど毛皮で作ったと思われる腰巻と靴を身につけてる不思議。

あとはジョーンクロフォード演じる博士が何とか手懐けようとするも地域デベロッパーのマイケルガフがそんな原始人がいたら土地が売れねぇんだよとばかりに何かと博士に食ってかかる。
そして思った通りに最後は暴れて、無慈悲な結果に。
そして唐突に終わる。

子供の頃に思い出はそのままにしておいた方が良かったかも。

あとアメリカのテレビドラマFeudが早く見たいのに何故かアメリカ本国でさえソフト化されてない。
本作のことにも触れているらしいのでとても気になる。
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