このレビューはネタバレを含みます
冴えないコメディアンが天才型コメディアンとの出会いにより自分の才能を開花してゆく、というような話と思う。そこには一般人(俺)のドリームが詰まっているのだろうか、自分にはハマった。そして題材が自分の大好きなスタンダップコメディで、独特の哀愁が最高。
主人公2人の調和もよかった。音楽、色調、風景、トムハンクスの瞳、サリーフィールドの笑顔、全て心にしみた。
エンディングも、否定的見方もあろうが、あれがライラから将来のある若いスティーブンへの感謝の印とも読めるし、いいエンドだった。自分はもうすでに満たされているのだし。誰もが野心家であることもないだろう。