丁度今アメリカでスーパーボウル開催してるので思い出したように鑑賞したがマジでジョーカーどころじゃない問題作。
世界中から非難轟々となり大炎上した過激映画だ。
本作は日本でも映画会社が脅迫されまくって上映禁止に追い込まれている。
まあ中東諸国に対し忖度した結果だろうが…
数万人の観客を収容出来るスーパーボウル競技場の爆破を企むテロ組織とそれを阻止する特殊部隊の攻防が描かれている。
やっぱ映画はこれくらい攻めた題材じゃないとね。
飛行船の底に22万発のライフルダーツを取り付けプラスチック爆弾を起爆、ライフルダーツが空から観客席めがけて降り注ぐという悪魔のような設計。
発想が恐ろしすぎて本当にこんなテロあったら怖いなって思った。
ブルースダーンの憔悴しきったベトナム帰還兵の演技が素晴らしい。
本当に色々な役やってるよねこの人は…
途中から元気に狂ってたけど笑
まあ良くも悪くも目的があると男は輝く。
ブルースダーンがランボーみたいに苦しみを吐露するシーンがめっちゃ良かったね。
終盤はまるで007みたいなド迫力による盛り上がりを見せてくれた。
いつの間にかテロリストに対しある種のヒロイズムを抱いてしまうという点もこの映画の魔力だろうか。
確かにこの内容は物議を醸すよなあ。