オーウェン

ブラック・サンデーのオーウェンのレビュー・感想・評価

ブラック・サンデー(1977年製作の映画)
3.8
トマス・ハリスの原作は敢えて読まずにいたが、この緊張感の高さはかなりのもの。

競技場爆破を狙うテロ計画と、イスラエルの特殊部隊がそれを阻止しようと奮闘する様を描く。

余計な音楽を排除して緊張感を高めるジョン・フランケンハイマーの演出はまさに一級品。

爆弾を積んだ飛行船が競技場に現れる場面など、スケールの大きなアクションを存分に味わえる。

ロバート・ショウにブルース・ダーン。そして不気味な女テロリストのマルト・ケラーと役者も非常に的確。

脅迫によって日本で公開されなかったという逸話も、映画の信憑性をより高める格好になった。
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