34年ですかぁ・・・いやぁ、知りませんでしたねぇ
こんなに長く“お蔵入り”となっていた映画だったとは・・・歴史の悲運としか言いようがございません
1977年の日本公開が急きょ中止となり、日の目を見ることとなったのは"第２回 午前十時の映画祭"（2011年スタート）の中の1本に選ばれたから・・・このトリビアを自分は知りませんでした
年代的にも、中身的にも同じような『ジェット・ローラー・コースター』（1976年）や、『パニック・イン・スタジアム』（1977年）があった中で、本作だけ見逃しておりました
たまたま動画配信で見つけての鑑賞（2024年5月）です
アメリカ、イスラエル、ＦＢＩ、テロ組織、特殊部隊、それぞれの人物の描き分けも丁寧で、作品の真面目さが伝わってきます
さすがＪ・フランケンハイマー監督さんだけあって、単なるワーワー・キャッキャッのパニック映画に終わらせず、“骨太”の作品に仕上げました
さて、もう一つの“主役”・・・それは後半から登場する“GOODYEAR ”の飛行船です
いやぁ、太っ腹、あっぱれっ！
いくら宣伝になるからと言って、テロの道具にされてるわけですから・・・会社がよくもOＫ出しましたねぇ
最後に・・・2024年5月の鑑賞でした
そして今も、ニュースでは『パレスチナ自治区ガザで続くイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘・・・』が報じられています
