記録。
ゴールデンボール…。
『ナポレオン・ダイナマイト』のジャレッド・ヘス監督の青春コメディ。
登場人物みんなオタクっぽいのがイイ。これは決してリア充の青春物語ではない。SF作家を目指すナードな男子の輝かしくない青春の1ページ。
とりあえず主人公ベンジャミンの小説がヘンテコ極まりない。ふざけた邦題の所以にもなっている。その小説のイメージ映像で主役を演じるのはサム・ロックウェル。あまりに格好がどうかしてるから最初気づかんかった。
「盗作ウォーズ」が始まるのはかなり終盤。それまでは小説を友人たちと映画化するプロセスがかなりを占める。いずれにせよ基本的にはベンジャミンの周りで勝手に事が動いていくので好みが分かれそうなところ。
笑いのベクトル的にもかなり外してるので、波長が合わないときっと笑えない。多くの人が条件反射的に笑ってしまう類のコメディではないんだよね。
一風変わった笑いをお求めな方は手に取ってみてもイイかも。