戦慄のスパイ網の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『戦慄のスパイ網』に投稿された感想・評価

 瓦解のきっかけとなるフランシス・レデラーがアホすぎるため、スパイ網自体もショボく見えてしまう。まあ、ショボさが逆に面白いというのはある。「芋づる式」とはよくぞ言ったものである。
 エドワード・G・…

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タランティーノが高く評価していることを知ってから観たがいかにも好きそうだと思った。
flyone

flyoneの感想・評価

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エドワード・G・ロビンソンがスクリーンに現れるまではやや散漫な感もあるが、それなりには面白い。反ナチとはいえ、あからさまなプロパガンダぶりには鼻白らむ。
デニロ

デニロの感想・評価

3.0

1939年製作。脚本ミルトン・クリムス、ジョン・ウェクスリー。監督ナトール・リトヴァク。題名はおどろおどろしいが、ナチスドイツを標的にしているところから製作者の意図は明白。そして10年後対象は別の主…

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さっ

さっの感想・評価

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ジョージ・サンダースどこ行った? フランシス・レデラーがまたナチシンパになっちゃうドイツ系アメリカ人男性役。図式的なプロパガンダ以上のものを感じなかった。でかい客船がスパイ活動の拠点になってて、監禁…

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 三十年も旅をしたあとで難民が、亡命者がなおどんな思いを抱いているかきみたちは知りたいか。ほんとうに知りたいか。
 それなら教えよう、聞くがいい。
 きみたちが憎い!
 きみたち大国が憎い!
──ジ…

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andard

andardの感想・評価

3.1

アメリカ本土におけるナチスのスパイ網を叩こうとするFBI捜査官との攻防。

アメリカが大戦に参戦する前にハリウッドで作られた最初期の反ナチス映画とのこと。
製作者の意図は明確なので、わかりやすいが深…

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花粉

花粉の感想・評価

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プロパガンダを描くプロパガンダ。もちろん意図的だろうが、ナチのスパイは相当アホに描写されている。むしろアホすぎて憎めない。つぎつぎに逮捕されていくので3回目以降の自白はお約束といったかんじ。
ドイツ…

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これは面白いなー。ナチとの情報戦を描いたアメリカのプロパガンダ映画で、よくできたプロパガンダ映画はしばしば敵役の方が魅力的に見えてしまうように、諜報と宣伝を一体化した情報戦略を採用する宣伝省のヤバさ…

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在米ドイツ人によるスパイ活動という着眼点は良しとして、特にサスペンス性を孕むことのない予定調和な着地に不満が残る。民主主義下における正義のシンボリック的存在E・G・ロビンソンの一挙一動が虚しい

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