いやよセブン

プリンセス トヨトミのいやよセブンのレビュー・感想・評価

プリンセス トヨトミ(2011年製作の映画)
3.0
こういうホラ話は好きだが、だんだんとシリアスになっていく展開は勘弁して欲しい。
秀吉の血を引く末裔が生きていて、しかも女の子、更に大阪の男は事が起きれば何があっても彼女を守るために駆けつけなければならない。
小説も同じだが、この設定だけでもうネタがない感じで、父親と息子の葛藤という変化球に逃げてしまった。
どんどんホラ話が大きくなり、馬鹿馬鹿しさを楽しめると思ったのだが残念。
キャスティングもちょっとヘンで、「平清盛」のキャストがこぞって出ている。
主人公となる少年と少女にオーラが不足、というか少年はオジン臭過ぎる。
この二人が暴走して、大人たちを苦しませ、最後はハチャメチャ、こんな映画が見たい。