オーウェン

プリンセス トヨトミのオーウェンのレビュー・感想・評価

プリンセス トヨトミ(2011年製作の映画)
1.9
歴史ミステリーの形を取りながらも、最後には人間のドラマへと結実させる。
だがあれは解決というよりも放棄というのが正しいだろう。

入りは正しいし、大阪国辺りまでは呑み込めるが、その後は妙に現実にリンクしている。
奇想天外な大ぼらなのだから、もっと弾けてもいいはずだ。
プリンセスもタイトルの割に深く入ってこないし、男の子を女装させる意味があったのか?

堤真一や中井貴一などもこういうタイプの映画では埋もれてしまう。
まあ大阪PR映画としか思えない時点で、失敗だろう。
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